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仏車に乗った王子様

Golf。その凍結路における挙動。その2。

だいぶ間が空いてしまいましたが、続編になります。
途中まで書いていて放置してしまっておりました。(汗)

と言うことで、今日はズバッとGolfにダメ出しをしてみたいと思います。


先ずは、平成25年12月の正月休暇での話からになります。
いつもの峠道を通り帰省した時のことです。(ちなみに、履いていたタイヤは3シーズン目のブリジストンREVO2、走行距離は5,000km程度です。)
路面の状態がシャーベット状の緩いカーブを40~50km/h程だったでしょうか、アンダーが出たため、アクセルを緩めず僅かにハンドルを切り増したところ、いきなりテールハッピー状態となり、お尻が出てしまいました。
ホント、私の運動神経では、一瞬の出来事で何が何だか分からないような状態でした。
幸いだったのが、お尻が出たところに雪の轍が出来ていたため、後輪が轍の壁にぶつかり、元のラインに弾き戻されたため、スピンを免れたことでした。
しかし、後席に乗っていた細君の蓋つきの紙コップに入っていたコーヒーが4割程どこかに消えてしまいました。
ちなみにです。この時に私の前をプリウスが走っていたのですが、何事もなかったように走り去って行きました。

この件に付きましては、3名乗車(前席2名、後席1名)に加え、トランクにたくさん荷物を積んでいたために前後左右のバランスが悪かったのが原因だと思っていたのですが、そうではありませんでした。
1名乗車&トランクが空っぽ状態でも、ツルッツルの凍結路の緩いカーブでも全く同じ挙動を示してしまいました。
ちなみに、スピードは30km/h出ていない状態でです。

そして今シーズンも帰省中の峠道で同じ挙動が見られました。
まぁ、私にもそれなりに学習機能がありますので、ハンドルを切り増すことはせずにアクセルを緩め対処したので、私の焦り具合を同乗者に気付かれることはありませんでしたが。
それにしても、やはりアンダーが出るのとお尻が流れ出すのが、ほぼ同時なのでタチが悪いです。(※ 運動神経の良い人にとっては、ほぼ同時ではなく感じるかもしれません。)
と言う訳で、帰りは、峠を通らず遠回りして帰って来ました。(ちなみに、この峠を通らなかったのは、この道が開通してから初めてのことです。)

それと、もうひとつあります。
それは、緩いカーブの最中にステアリングを通じて伝わってくるインフォメーションが一瞬なくなり、タイヤがグリップしているのか滑っているのか分からなくなることがあります。
これは、恐怖です。
特に、対向車と擦れ違うときなどに発生すると、スリップして対向車線にはみ出してしまうのではないかと、それはたまったものではありません。

最後に、もうひとつ。
デコボコ凍結路の緩い下り坂で、かなり遅い速度だったのですが、止ろうとした時にも右側にお尻が出てきたことがありました。
これも、とても気持ちが悪いものです。

しかし、夏は接地感があって気持ちの良いサスペンションだと思いますが(直線での話です。)、冬はダメですね。
厚雪路では、限界が高いのか何なのか全く面白くないし、凍結路では接地感を感じることはなくお尻振りまくりですし。(多少オーバーな表現を用いています。)
VentoやASTRA Wagonでは、この様なことは一切ありませんでした。
特に、Ventoは楽しかったなぁ~。この私でも、お尻を滑らせてカウンターを当てて曲がることが出来ましたもの。
また、たとえ思った以上にお尻が出たとしても、「アクセルを離せば何とかなるわい!」みたいな安心感がありました。
GolfⅥは、VentoやASTRAなんかより凝った足回りになっているのに変ですよね。
それに、確か私のGolfには、横滑り防止機能なるものが付いていたと思うのですが、この機能は、どう言った時に作動するのでしょうか?その効用を感じたことはありません。

と言う訳で、この様な素敵な経験達がトラウマとなってしまい、タダでも松坂桃李くんと同様にインドア派の私なのですが、この冬は益々出不精になっています。

で、今シーズンは、買い替えようと思ってはいたのですが、タイミングを失ってしまい買い替えませんでしたが、来シーズンは絶対買い替えることにします。

・・・クルマのことじゃないですよ。もちろん、スタッドレスタイヤの話です。(笑)

by VW_Vento_CLI | 2015-01-31 21:29 | Golf